ベトナムボランティア2日目

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2日目は、早朝からスコールが降るという悪天候でしたが、幸いにも僕たちが活動しているときは全く降らず、最後まで濡れることなく活動を行うことができました。

 

この日は1日で5名の訪問を行ったのですが、そのうちの3名が去年も訪問した患者であり、前回との変化を確認することができました。

 

昨年最も印象深かった水頭症の女の子が、変わらず元気に過ごしていたことが嬉しかったです。

 

お母さんの笑顔もまた見ることができ、さらに感謝の言葉までもらえて、今年も来た甲斐があったなと思いました。

 

去年の訪問の際に、誤嚥防止のために、舌骨のストレッチをお母さんに指導したのですが、僕たちが帰った後に実施した結果、出血してしまったため、それ以降行なっていないということでした。

 

詳しく話を聞くと、1日に30分以上行っていたことやかなり強く触っていたこと、また触る位置が異なることが出血の原因のようでした。

 

思い返すと、十分な指導ができていなかったことを反省しました。

 

そこで、iPhoneで舌骨の位置を調べ、お母さんに確認してもらい、一緒に優しく動かす練習を繰り返し行いました。

 

また実施時間や実施中の表情を確認することも指導させてもらいました。

 

また来年も会いたいなという思いを抱きながら彼女の家を後にしました。

次に訪問したのが、去年も訪問した片麻痺のおばあちゃんでした。

 

昨年の指導では、①廃用症候群にならないよう歩行・立ち座りで身体を動かすこと②人と接するのが好きなため、玄関先に椅子を設置して日中はそこで過ごしてもらうことの2点を伝えました。

 

しかし、実際には、家族の負担が増えることや本人の移動能力の低下が原因で実施できていませんでした。

 

このおばあちゃんに対する指導内容について、僕は、①自主練習を増やしてもらうこと、②CBRの訪問回数を増やしてもらうこと、③環境設定を行うことなどおばあちゃん主体の取り組みを提案しました。

 

しかし医師である山西先生に『現状を考えると本人さんに頑張ってもらうのは難しいだろう。家族の介助量軽減を軸に考えるべきでは?』と介護者である家族主体に考える必要性を指摘されました。

 

正直僕の提案は、『本人の状態やベトナムの医療システムを考えると難しいが、一応提案しておこう』という浅はかなものでした。

 

このおばあちゃんとの経験から、手段である理学療法のみでなく、概念としてのリハビリテーションをもっと学ぶ必要があることに気づかされました。

 

日本ではなかなかできない勉強をさせてもらう毎日です。

 

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