ベトナムボランティア3日目

3日目は、1年ぶりに平和村を訪れました。

 

平和村とは、ベトナムタイニン省ハオドゥック村にあるリハビリテーションが行える唯一の医療施設で、僕の所属するNPOとは2003年から連携して地域医療活動を行っています。

 

1年ぶりの平和村は昨年と大きく変わった印象はなく、この日も患者さんを看護・介護する家族が大勢いました。

 

ベトナムでは患者の身の回りのことは病院スタッフではなく、家族が実施ため床ずれの発生率は極めて少ないと平和村の看護師さんが教えてくれました。

DSC00991

昨年より、ベトナムには重症の脳卒中患者が多いと思っていました。このことを聞くと、ベトナム料理は塩分が高く、飲酒の量が多いため高血圧の人が多いからだと言っていました。

 

日本の場合、薬で血圧をコントロールできるのが、この国では、近くに病院がなかったり、薬を買うお金がなかったりするため、脳卒中に罹患する人の割合が高いそうです。

 

また、日本で医師として働くクイ先生から、『ベトナム人は楽にできる物理療法が好きで、さらに保険点数も運動療法と変わらないため、物理療法を選択しがちであり、そのためにリハビリがなかなか進まない』という話を聞きました。

DSC01010

午前中は、脳卒中患者を中心にベトナム人セラピストとアプローチ方法、動作指導についてディスカッションを行いました。

 

指導がうまくいった例として、階段を降りるのに恐怖感を持っている患者に対して、ベトナム人セラピストはこれまで前向きでの降り方しか指導していませんでした。

 

そこで後ろ向きで降りることを提案すると「こっちのほう楽!」と良い反応を得ることができました。

 

また膝痛をもつ脳卒中のおばあちゃんに対しては、セラピストが過剰に安静にしている可能性についてお伝えしました。

DSC01014

午後からは、ベトナム人通訳の数が足りないこともあり、英語を話せるため僕が通訳として働きました。

 

発達障害がある子どもに対しておもちゃなどを使って興味・関心を引き出しながら、身体活動を促していくという考え方は、成人に対するアプローチと根本的には同じだなと勉強になりました。

DSC01034

この日もたくさん学ばせてもらいました。

 

僕も含めて皆、日本で仕事があるためベトナムの患者と接することができるのはたったの一週間でしたが、今年もたくさんのことを学ばせてもらいました。

 

来年も必ず参加しようと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です