認知症フレンドリージャパンサミット2016

DSC01319

認知症フレンドリージャパンサミット2016というワークショップに参加するために東京の明治大学に行ってきました。

 

このイベントに参加したきっかけは、来年会いに行く認知症患者に対する太極拳の効果を研究している台湾の理学療法士から

 

『日本の認知症リハビリは台湾より進んでるから色々と教えて下さい』と言われたからです。
何か提供できるネタがないかと思い、参加を決めました。

 

認知症フレンドリージャパンサミットは今年で3回目を迎える、立場を超えて認知症の課題に取り組む人や組織が集まる日本最大級のイベントです。

DSC01336

開催日は9/3、9/4の2日間。

 

会場は3つに分かれて、自分が参加したいセッションに参加し、みんなでディスカッションするというアクティブラーニングのワークショップでした。

 

僕のような医療関係の人もいましたが、地方自治体や企業で働く人カメラマン身内に認知症当事者がいる大学生認知症当事者など様々なバックグラウンドを持つ人たちが集まり、設定された一つのテーマについてディスカッションを行いました。

DSC01334

全国の認知症カフェを取材しているカメラマンの小菅聡一郎さんの話の中で、スタバやマクド、セセブンイレブン、さらには地方銀行でも認知症カフェを実施している店舗があることを知りました。(認知症カフェとはhttp://sumartnavi.com/dementia-cafe-15-merits/

 

また製薬会社のエーザイは、医療機関と地域住民を繋げる活動をしていたり、徘徊する高齢者をBluetoothを用いて見つけるシステムを作成しているそうです。

 

あらゆる企業が、認知症を患っても暮らしやすい社会を作っていこうと取り組んでいることを知りました。

 

セラピストである僕にとって興味深かったのが、香研究所IRIのセッションでした。

DSC01295

匂いは嗅覚を刺激し、昔の記憶を想起させる効果があるため、認知症の治療に活用できる可能性があると話されていました。

 

我々セラピストにとって嗅覚は、他の感覚に比べて、あまり重要視されるものではありません。

 

しかし、以前に藤田保健衛生大学の冨田昌夫先生から

 

『覚醒度の低い患者さんに対して、醤油など刺激の強い匂いを嗅がせることで覚醒度が上がることがある』

 

という話を聞いたことがありましたが、嗅覚刺激が認知症の予防・改善に繋がる可能性があるという話は初めて聞きました。

 

特に幼少時に嗅いだ匂いだと効果が高いらしく「昔の母の記憶が思い返しました」と涙する認知症の方もいたという話でした。

 

最後は匂い袋というものを作りました。

DSC01313

DSC01312

『なるほど、これは目で見て、手を使い、なおかつ匂いも嗅げる、そして楽しい。一石四鳥の作業だな』と楽しく取り組ませてもらいました。

 

そして最後は、今回一番の楽しみであったVR認知症というヴァーチャルリアリティを用いて認知症の症状を再現するコーナーでした。

DSC01285

教科書で学んだ認知症の人たちの世界を体感することができました。

 

これに関しては次回、詳しく書きます。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です