産業リハビリテーションフォーラムに参加してきた

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産業リハビリテーションFacebookページより

 

愛知県刈谷市で行われた産業リハビリテーションフォーラムに参加してきました。

 

産業リハビリテーションに関する定義はまだ存在していません。

 

僕は『職業性の腰痛、メンタルヘルス、メタボリックシンドロームなど産業分野における問題をセラピストの視点で解決に導く取り組み』と理解しています。

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産業リハビリテーションは、日本において良くも悪くもまだ浸透しておらず、今後の活躍の可能性が非常に大きい分野だと思います。

 

今回のイベントでは、関西労災病院の理学療法士 高野賢一郎先生滋賀医科大学の医師 北原照代先生東京大学医学部付属病院の医師 松平浩先生の3名が講演をされ、最後に質問コーナーが設けられていました。

 

①療法士の新領域としての産業リハビリテーション〜PT 高野賢一郎先生

日本の産業リハビリテーションの現状やその必要性、またこれまで実践例と今後僕たちがフリーで始めるためにはどうすれば良いかのヒントを教えてくれました。

 

『理学療法士の歴史は整形リハから始まり、脳卒中リハ、心臓リハ、スポーツリハと広がってきた。そして次に来るのが産業リハなのだ』という言葉が印象的で、まさに今がそのスタート地点なのだということを強く感じました。

 

しかし現状として、企業からすると、理学療法士が労働衛生に関わっているということを認知していないため、自分で売り込みを行う必要があると高野先生は言っていました。

 

②労働衛生分野における理学療法士との協同〜医師 北原照代先生

日本の労働衛生の現状や海外での取り組みについての話でした。

 

理学療法士の腰痛発生率は看護師や介護士と同様に高いことを指摘されていました。しかし他の職種と異なる点が重症化している人の割合は低いことだそうです。

 

その理由としては、①不良姿勢をとらないこと②運動・体操を行うこと③ボティメカニクスを理解していることが他の職種より長けているからということがわかったそうです。

 

しかし、腰痛予防に対する補助具の重要性を理解している理学療法士の割合が低いことを指摘されておりました。

 

腰痛・頸肩腕障害を防ぐためには、人力のみでなく補装具も積極的に使用すべきことを話されていました。

 

③これからの腰痛マネジメント〜医師 松平弘先生

最新の腰痛に関する研究やご自身が出演されたNHKの番組の映像、また出版しているDVDの映像などを交えながらの講演でした。

 

『腰痛・治療革命〜見えてきた痛みのメカニズム』という松平先生が出演しているNHKの番組を腰痛患者と一緒に見たことがあったため、非常に楽しみにしていました。

 

上記のページから腰痛に関する動画を見たりや腰痛対策チェックができますので、もし腰痛に苦しんでいる方がいたら是非見てみてください。

 

講演の中で、松平先生が強く勧めていたのが、これだけ体操です。

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上の画像でも描かれている通り、前かがみでの作業が続くことによって起こる腰痛の原因となる髄核の後方へのズレ腰を反らすだけで治そう!という体操です。

 

この体操は始業前昼休みに加えて、前かがみ作業のすぐ後に行うことでぎっくり腰やヘルニアを防ぐことができると松平先生はおっしゃっていました。

 

この話を聞いて以降、僕も仕事中にこの体操を1日に何回も行っています。

 

もう一つ、松平先生の講演の中で面白かったのが

 

『65歳以上の高齢者で健康寿命に最も関連している習慣は何か?』という質問でした。

 

僕は『運動習慣だ』と確認していました。

 

しかしこの答えは△です。

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答えは早歩きだそうです。

 

早歩きの習慣がある人は健康寿命が長いらしいです。

 

リハ職種の皆さん、高齢者にはぜひ早歩きをオススメしてみてください!

 

最後の質問コーナーでは、産業リハビリテーションの位置づけについて、一次予防までなら医師の指示なしで実施可能と話されていました。

 

また一次予防の場合、法律の面からも自由で企業や個人と契約しても問題ないと話されていました。

 

セラピストの皆さん、産業リハビリテーションに大きな可能性を感じませんか?

 

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